独身女性の私が医療保険に入るよりも貯蓄を選んだ理由

『みんなが入っているから』『なんとなく不安だから』医療保険に入っていませんか?

その保険が本当に必要か、 深く考えたことはありますか?

給料から天引きされている健康保険についてご存知ですか?

私は家計の見直しをした時に、これらのことを疑問に思い、調べて、保険を解約しました。 貯蓄があるから必要ないと判断できたからです。

この記事は医療保険について調べたことをまとめました。

  • 民間の医療保険について
  • 公的医療保険と高額療養費制度について
  • 制度対象外の支出について
  • 保険についての考え方

概要はこのとおりです。

この記事を読めば民間の医療保険が必要かどうか判断できるようになります。

保険料って毎月いくら払っていますか?小さな数字ではありませんよね?

見直しをすれば大きな節約に繋がるかもしれませんよ。

貯蓄があれば医療保険は不要

医療保険に限らず、何かあった時に自分のお金で対応できるのであれば、保険に入る必要はありませんよね。

勘違いしている人が結構いるんですけれど、過去に保険で手術代以上のお金が返ってきて得したとか、手術・入院・通院で数百万単位の莫大なお金が必要になるとか、全然得してなかったり間違っていることを信じていたりするんですよね。

得する医療保険なんて無いと思っておいた方がいいですよ

だって保険会社のビルを思い出してください。都会の一等地に立派な高層ビルが建っているではありませんか。あのビルは元をたどれば私たちの保険料ですよ。それほど儲かるものなんですよ、保険って…。

ちょっと話が逸れたので元に戻します。

貯蓄があれば民間企業の医療保険は必要ありません

後述する公的医療保険と高額療養費制度を使えば支出はかなり限定されます。

この2つの制度の対象外になる支出を自分の貯蓄から捻出できれば医療保険は必要ありません。

公的医療保険と高額療養費制度を使えば支出は限られる

そもそも医療保険って?

病気や怪我をしたときの治療費や入院代など、金銭的リスクに備えるためのものです

国が取り扱うものと民間企業が取り扱うものがありますが、ここでは民間企業が取り扱うものを指します。

民間の医療保険に加入している人は8割にも登るそうです。

日本人は保険が好きだと言いますが納得せざるを得ない高い割合ですね。

公的医療保険とは

日本には『国民皆保険制度』というものがあって、すべての日本国民が何らかの医療保険に加入していています。

給料明細に 『健康保険料』という項目がありませんか?これがサラリーマンの公的医療保険です。

この保険は医療機関を受診した際に窓口で支払う医療費の負担額を軽くしてくれます。年齢によって負担額が異なりますが、私たちサラリーマンは3割の負担です

高額療養費制度とは

公的医療保険の利用で自己負担が3割になりますが、診察回数が多かったり高額だったりすると家計を圧迫しますよね。

高額療養費制度とはそのための救済措置で、1か月の支払額が一定の限度額を超えた場合に超過分の医療費をほぼタダにしてくれる、とてもありがたい制度です

この限度額は所得に応じて5段階に設定されていますが、私のようなしがない一般事務員の所得区分と限度額は下記の通りです。

年収約370万円まで

1か月当たりの自己負担限度額=57,600円

年収約370万円~約770万円

1か月当たりの自己負担限度額=80,100円 +(医療費-267,000円)×1%

出典:いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」

カバーしきれない部分は貯蓄で対応

上記2つの制度でかなりの支出が抑えられますが、残念ながら全ての支出に対応しているわけではありません。

その対象外の支出にどんなものがあって、いくらかかるのかがわかれば、貯蓄で対応できるかどうか判断できますよね。

次の章では具体的に何にいくらかかるかを出しました。これを元にご自身に当てはめてシミュレーションしてみて下さいね。

公的医療保険と高額療養費制度でカバーできない支出

差額ベッド代

4人までの小部屋に自ら望んで入る場合、差額ベッド代が必要になります

差額ベッド代は、部屋の広さや人数、病院によってまちまちですが、住友生命のデータによれば平均的な相場は下記の通りです。

  • 1人部屋:7837円
  • 2人部屋:3119円
  • 3人部屋:2798円
  • 4人部屋:2440円

個室の相場を1日約8000円とすると1か月間の差額額ベッド代は24万円にもなります。

ですが差額額ベッド代が必要になるのは希望した場合だけですし4人部屋にすると費用を抑えることができます。

4人部屋の相場は1日約3000円なので1か月9万円と考えておけばいいでしょう。

また現在は通院治療が主流で入院日数は短くなる傾向にあります。

入院時の食事代

入院時の食事代は自己負担です。下記のように定められています。

  • 一般:460円
  • 低所得者の90日目までの入院:210円
  • 低所得者の91日目以降の入院:160円
  • 低獲得者世帯の高齢受給者:100円

また、食事を変更した場合は特別料金を支払わなければなりません。

交通費

通院時の交通費も自己負担です

マイカーがあっても運転できない可能性もあるので、公共交通機関やタクシーを使うことも考えておきましょう。

先進医療

先進医療は公的医療保険の対象外です

高額な医療費がかかるイメージのある先進医療ですが安いものもあります。

そもそも先進医療を受ける可能性は低く、まだ安全性や有効性が確認されていない治療法でもあるので、先進医療を受けること自体がどうかな?という印象です

「自分はガン家計で、万が一ガンになった時に先進医療を受けたい!」というのであれば考えてもいいかもしれません。

目当ての先進医療がいくらくらいなのか調べて、ご自身の貯蓄で賄えないようなら保険に入ればいいかと思います。

具体的に試算してみる

怪我をして入院した場合の試算

例えば怪我をして20日間入院したとしましょう。

2~4人部屋を選択した場合、差額ベッド代が1日約3000円とすると 3000円×20日= 6万円 となります。

食事代は 460円×20日= 920円 です。

その他に、身の回りのお世話をしてくれる人の交通費や、入院中の生活費が必要になります。

交通費が計算しづらいですが、仮に公共交通機関を使って毎日通院、1日あたり1000円かかったとすると1000円×20日=2万円です。

日用品などの生活費は1万円見ておけば足りるのではないでしょうか。以上を合計すると9万円強になります。

医療保険の試算

一方、毎月2000円の医療保険を30年間払い続けたとするといくらでしょうか。

2000円×12か月×30年= 72万円です。

試算した入院を30年のうちに3回したとしても、どちらが得か言うまでもありませんね。

注意点

あともう一つ考慮しておかなければならないことがあります。

高額療養費制度の申請をして還付されるまでの間は医療費を立て替えておかなければならないということです。そこである程度の貯蓄は必要になります。

まとめ

貯蓄があれば民間の医療保険は不要です

  • 公的医療保険と高額療養費制度で手厚い保証をされている
  • 貯蓄で制度対象外の支出に対応できればいい
  • 高額療養費制度を使って還付になるまでの間は貯蓄から立て替える必要がある

民間の医療保険は金額と保証内容のつり合いがとれてないと感じます。

それに大きな病気を患うことがなければ医療保険を使う機会もありません。

使うかどうかわからないもののために大金を支払うことは節約とほど遠いです。万が一に備えたいのなら保険ではなく貯蓄で対応すればいいのではないでしょうか?

今一度、ご自身がかけている民間の医療保険と向き合って試算してみてください。

貯蓄が少なくて対応できない場合のみ保険に入る価値があるのではないでしょうか

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